杉本 裕信
オーナー | |
生年月日 | S46年11月4日 |
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星座 | さそり座 |
血液型 | B型 |
出身地 | 三重県鈴鹿市 |
趣味 | 釣り、野球、ビール |
特技 | カット |
尊敬する人 | 修行していたサロンのオーナー |
YELL杉本 裕信の美容師への道。
昭和46年11月4日、この鈴鹿に生まれました。
健康にすくすく育ち、地元の小学校、中学校を野球大好き少年として成長していきます。
おかげで肌の色は真っ黒、(多分、校内No.1の黒さ)そして坊主頭と、このころの僕からは誰も美容師になるなんて想像つかなかったと思います。
ただ、祖母、母親、姉、親戚のおばさんお二人、いとこが美容師という超、美容師一家に育ったこともあり、
意識はしないまでも潜在意識の中に美容師の仕事を刻み込んでいました。
何度か軽い気持ちで『俺、美容師なるわ』って言ってみたりするものの、『男が一生する仕事とちゃうに・・』
という家族の反対の言葉にもう一度潜在意識の中に気持ちをしまい込んでしまう・・の繰り返し
いつしか美容師になりたい気持ちは忘れ去られていきます。
中学校卒業後、三重県立津高等学校(同級生がYELLのお客様でたくさんいらっしゃるのでアピール)に入学!
非常に楽しい学校でした。楽しすぎて、勉強の方は完全に落ちこぼれましたが・・
卒業後、一年間遊んだ後、何とか駒沢大学へ滑り込み・・
いざ東京へ、当時はバブル絶頂期!楽しくないわけがない。このころには美容師のことなんて微塵も考えない状態・・・・
ところが、大学4年生になると『うむ何か変だぞ~』と感じるのもつかの間、バブル崩壊!!
一転就職難へ。
ここで美容師へ・・って。
残念ながら違うんです。
大学4年間、東京で遊ばして頂いた親への感謝の気持ちもあり、ごく普通に企業に就職しなくては・・なんとなくそんな感じでUターン就職を目指し、地元の企業に就職活動の照準を合わしたんです。
といっても、なかなか決まらない、当時、世の中はこんなにも学歴社会なのか・・と痛感していた。
少し諦めムード漂う中、ある地元銀行から『面接に来ませんか』と誘いが・・・
『ヨッシャー』と心の中で叫びつつ、平静を装い『宜しくお願いします』と答えて、いざ面接スタート。
結局、その銀行から内定を頂き、お世話になることになったのですが、その面接がすごかった。
というのも一対一の面接で一回が1時間から2時間、それを最終面接まで計5回ほど行われた。
学歴よりも人間性重視の銀行なんだと勝手に思い込んで、やっとの思いで内定をもらった記憶が・・・
まあともかく、晴れて銀行員に・・・・
あれ美容師は??????
そうなんです。
銀行員になってしまいました。
銀行の仕事がどんなものか全くわからず、入社してっしまったんです。
「銀行は3時にシャッターが閉まるから、5時には家に帰れるな~ ラッキー」
なんて調子でスタートした銀行員時代。
甘かった~!
帰宅時間なんて最終電車があるまでいくらでもどうぞって感じ
入社後半年で外回り(営業)に出され、いろんなノルマ達成に振り回される毎日。
個人のお客様から、法人様の営業を経験し、新聞は日本経済新聞、テレビはワールドビジネスサテライト
休みの日までお客様のことが頭から離れない。 銀行員って見た目より結構ハードなんです。
でも銀行員になって良かったこともたくさんありました。
・社会人として右も左もわからなかった自分をそれなりに社会人らしくしてもらえました。
・外回りを通じていろんな人と出会えました。年金生活のご老人や、個人の資産家の方や、会社経営者の方々 ありとあらゆる職種の人に出会い接することで、いろんな考え方や生き方を勉強できたんです。
特に経営者方々との出会いが、美容師として独立したいと言う気持ちに大きな影響を与えてくれました。
・幸か不幸か、銀行の中でも一目置かれる超厳しい上司ばかりに仕えさせてもらいました。
って具合にそうこうしている間にいつか自分も経営者になりたいという気持ちが芽生えていきました。
そんな時、運命の出会いが・・・
新規法人営業である大きな美容室に飛び込んだんです。
すごいオーラ。
この美容室のオーナー登場!
完全に引き込まれました!
そう、この出会いこそが美容師になるきっかけ、のちの美容師の恩師です。
ここから美容師の道が加速します。
銀行員という職業柄、たくさんの経営者方々とお会いする機会に恵まれましたが、この方オーラが違うんです!
圧倒されそうになりながらも、銀行員として新規融資を売り込まねば…。
僕:「僕の母親も美容師なんです。小さい頃、美容師になりたいな~なんて考えたこともあるんですよ。」
全く融資と関係ないじゃん…。
自分でも不思議なくらい関係ないことが口からスラスラ出てくる出てくる。
すると
オーナー:「今はもう美容師になりたくないの?」
僕:「イヤなりたいですけど、年齢的にも今さらもう無理ですよね。」
オーナー:「まだイケるんじゃない」
!!!!!!!!! ⁇⁇⁇
僕:「マジっすか?」
オーナー:「やったらイイじゃん。いい仕事だよ」
軽~
僕:「エッ、じゃあもし、銀行辞めてきたら、雇ってもらえますか?」
オーナー:「いいよ、いつからこれる?」
冗談でしょー
僕:「ちょっと考えさせて下さい。あ、あと融資の件ご検討よろしくお願いします」
退席後から、人生の迷路に突入!!!
銀行で結婚し家族もできた自分が、今から美容師。
それから数週間くらい悩んだ末、美容師の扉を叩くことに…
悩みに悩んだけど、結論はあの方、恩師に会った瞬間に決まっていた気がする。
いろいろ障害をクリアし美容師への道を歩くことになったのでした。