ハナヘナとヘナは同じもののように思われている方も多いかもしれません。
しかし、ハナヘナとヘナは全くの別物であり、明確に区別する必要があります。
ここではハナヘナとヘナの違いについて解説します。
ハナヘナとヘナとは
まず最初にハナヘナとヘナとはそれぞれどのようなものか、簡単に解説します。
ヘナとは
ヘナとは、インドで収穫されるミソハギ科のヘンナという植物です。植物のため、安全性が高いということで多くの人に使われていました。
しかし、このヘナは2007年に「ヘナで肌がかぶれる」という声があり、化学薬品が入っているヘナ(いわゆるケミカルヘナ)は自主回収されました。
これらのケミカルヘナは化学物質が多く使われており、純粋にヘナと呼べるものではありません。大きくヘナの信頼性が損なわれました。
ハナヘナとは
ハナヘナとは、上記の問題が起きたのち、ヘナの本当の素晴らしさを伝えるべく化学薬品を一切使っていない本物のヘナ100%のみで作られた最高品質のヘナとして誕生します。
化学薬品を使っていないため、安全性は高く、皮膚に付着しても問題はありません。
ただし、ごく稀にヘナやインディゴにアレルギーがある場合には、問題が生じる可能性があります。
しかし、他のカラーリング剤と比べると非常に安全性は高いといえるでしょう。
ハナヘナとヘナの違い
ハナヘナとヘナには、どのような違いがあるのでしょうか。
簡単にいえば以下の違いがあります。
- 化学物質の有無
- 信頼性
次で詳しく解説します。
化学物質の有無
ハナヘナとヘナの大きな違いは化学物質の有無です。
ハナヘナは100%天然のハナヘナのみですが、一般にヘナと呼ばれるものの中には化学物質が含まれている可能性があります。
ヘナと呼ばれるものの中に、本当に化学物質を使っていないのか、原材料の確認をする必要があるでしょう。
信頼性
ハナヘナとヘナの違いはその信頼性です。
ハナヘナは100%天然のものであるだけではなくその品質にもこだわりがあります。
しかし、ヘナの場合は、ヘナが含まれているだけで一般的なカラーリング剤とほとんど変わりません。
ハナヘナのこだわり
ハナヘナは天然のものであるだけではなく、品質にもこだわりがあります。
- 手選別で選別
- 創設者のこだわり
これらの違いについて解説します。
手選別で選別
ハナヘナは機械選別ではなく、手選別で管理されます。
機械選別をしてしまうと、品質のよいものと悪いものが混在し、ヘナ以外のゴミのような物も混じり染まりにも影響します。
より安定した品質確保のために、手間こそかかりますが、手選別を行うことが品質管理のために欠かせません。
創設者のこだわり
ハナヘナは創設者が品質にこだわって作っています。
インドに何度も直接足を運び、新鮮で信頼できるヘナ100%を常に追求しています。
まとめ
ハナヘナとヘナは似ているようで、大きな違いがあります。
ヘナはヘナを使ってはいるものの、ヘナが一部しか含まれておらず、一般的な薬品と同じようなカラーリング剤と何ら変わらないものが多く存在します。
しかし、ハナヘナはヘナのみ100%にこだわっており安心して使えます。
一般的なヘナの安全性が気になる人はハナヘナなら安心して染めて頂けると思います
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